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AI 夢小説の作り方と注意点【2025年版】

こんにちは。AI活用.com 運営者の「マサ」です。

最近、「AI 夢小説」という言葉をよく見かけるようになりましたね。AIを使って、自分の好きな「推し」との物語を作れたら…と考えると、ワクワクする方も多いんじゃないかなと思います。

でも、いざ始めようとすると、「AI 夢小説って、どのアプリを使えばいいの?」「ChatGPTでも作れるって聞いたけど、コツは?」「c.aiでの楽しみ方って何が違うの?」といった疑問が出てくるかもしれません。

さらに、「AIが作った小説の著作権ってどうなるの?」とか、「二次創作として公開しても法的に大丈夫?」、あるいは「pixivに投稿する時のルールは?」といった、公開や法律に関する不安も尽きないですよね。

この記事では、そんなAI 夢小説に関する「作り方」から「公開のルール」まで、皆さんが知りたい情報を分かりやすくまとめてみました。安全に楽しく創作活動を始めるためのヒントになれば嬉しいです。

  • AI夢小説を作れるおすすめツールの違い
  • ChatGPTやc.aiなど主要ツール別の使い方とコツ
  • 著作権や二次創作に関する法的な注意点
  • pixivなど投稿サイトの規約と安全な公開方法

AI 夢小説の作り方とおすすめツール

まずは「作りたい!」という方向けに、AI 夢小説の制作に使われる代表的なツールを、それぞれの特徴と合わせてご紹介しますね。どのツールが自分の目的に合っているか、チェックしてみてください。

AI 夢小説アプリのおすすめ比較

AI夢小説を作れるツールは、大きく分けて「対話型」と「執筆特化型」の2種類があります。

「対話型」は、Character.ai (c.ai) やChatGPT、mimelのように、AIが演じるキャラクターとチャットで会話しながら、リアルタイムで物語が進んでいくタイプです。「作品を書く」というより、「推しと対話する体験」そのものを楽しむのに向いていますね。

「執筆特化型」は、「AIのべりすと」が代表的です。こちらはチャットではなく、長文の「小説」をAIと協力しながら書き上げることを目的としています。一つの完成された作品を作りたい場合に適しています。

他にも「推し物語」や「BL小説メーカー」のような、特定のジャンルに特化した簡易アプリもありますが、ここでは主要なツールを比較してみましょう。

ツール名 主要な用途 得意な形式 カスタマイズ性 R18可否 (※詳細は後述)
Character.ai (c.ai) 対話・体験 チャット 高 (キャラ作成可) 不可 (厳格なフィルター)
ChatGPT 対話・執筆支援 チャット / 短~中編 高 (プロンプト依存) 不可 (ポリシー制限)
AIのべりすと 執筆・作品化 長編小説 高 (設定・リライト) 条件付き (自己責任)
mimel 対話・体験 チャット 不明 (要確認)

ビジュアル支援ツールも 面白いことに、「AI小説で使える無料アプリ」として、テキスト生成AIだけでなく、ポーズ付けができる「VPic」や画像編集ソフト「GIMP」なども一緒に検索されているようです。本文だけでなく、表紙や挿絵まで含めて「作品」として完成させたい、というニーズが感じられますね。

c.aiでの夢小説の楽しみ方

Character.ai、通称「c.ai」は、他のツールとは少し毛色が違います。これは「小説を書かせる」ツールではなく、「AIが演じるキャラクターと対話する」ためのプラットフォームです。

ユーザーは、他の人が作った「推し」のAIボット(例えば、人気アニメのキャラクターなど)を選んで、自分が「夢主(ナマエ)」になったつもりでチャット(夢対話)を始めます。AIがキャラクターになりきって返事をしてくれるので、リアルタイムで物語が展開していく感覚ですね。

もちろん、自分でオリジナルのキャラクターAIを作成することも可能です。

c.aiの楽しみ方の核心は、完成したテキスト(作品)を得ることよりも、AIの反応を引き出しながら対話する「プロセス」そのものにある、と言えるかもしれません。

ChatGPTで夢小説を書く方法

汎用AIとして有名なChatGPTも、AI夢小説の作成に利用できます。c.aiと同じように対話形式で楽しむこともできますし、「こういう小説を書いて」と指示(プロンプト)を出して文章を生成させることも可能です。

ただし、ChatGPTには特有の「癖」があるようで、工夫が必要な場面もあります。

よくある失敗例と回避策

事例1:設定の逆転 「少年が『推し』で、少女が『ナマエ』」と指示しても、AIが混乱して設定が逆転してしまうケースが報告されています。これはAIが抽象的な役割をうまく理解できないためかもしれません。 → 回避策:あまり笑わない少年が『推し』で、少年に笑って欲しい少女が『ナマE』」のように、名前と具体的な描写を強く結びつけるプロンプトが有効だったようです。

事例2:台本形式での出力 小説形式を頼んだのに、「推し: (セリフ)」「ナマE: (セリフ)」のような台本形式で出力されてしまうことがあります。 → 回避策: 「セリフはカギ括弧で囲ってください」と、フォーマットを具体的に、時には繰り返し指示する必要があります。

このように、ChatGPTを使いこなすには、AIの癖を理解したプロンプト技術(指示の出し方)が重要になってきますね。

ChatGPTの基本的な使い方や、より高度なプロンプトのコツについては、ChatGPTの使い方を初心者向けに解説した記事も参考にしてみてください。

AIのべりすとの使い方

「AIのべりすと」は、c.aiやChatGPTとは異なり、長文の物語を「執筆」することに特化した、日本語対応のAIツールです。

基本的な使い方は、ユーザーが書き出しの文章やプロンプト(指示文)を入力すると、AIがその「続き」の文章を生成してくれる、というもの。

例えば、「高校生の主人公が文化祭で出会った少女との恋を描く」といったシチュエーションや、「軽いユーモアを交えて」「ダークでシリアスな雰囲気」といった文体のトーンを指定することもできます。

最大の特徴は、AIが生成したテキストをユーザーが自由に編集・修正(リライト)できる点です。AIのべりすとは、AIに全てを任せる自動化ツールではなく、AIを「共同執筆者」として、人間とAIが共同作業で作品を完成させることを前提に設計されているんですね。

上達するためのコツとリライト術

AI夢小説のクオリティを上げる、つまり「AI特有の癖」を減らして、自分のイメージ通りの「推し」を描写してもらうには、どうすればいいでしょうか。

鍵となるのは、やはり「プロンプト(指示)」「リライト(編集)」です。

キャラクター設定を反映させるプロンプト

AIに「推し」を正しく理解させるには、詳細な設定を伝える必要があります。

  • 性格と関係性の定義: 「少女のナナシは社交的ですが、少年のお相手はナナシにしか心を開いていません。」(ChatGPTの例)
  • 具体的な描写: 「あまり笑わない少年」(ChatGPTの例)
  • トーン&スタイル: 「軽いユーモアを交えて」(AIのべりすとの例)

こうした具体的な指示を与えることで、AIは設定に沿った口調や行動を生成しやすくなります。

リライト術の重要性

AIの生成物は、あくまで「素材」です。AIのべりすとの解説にもあるように、「AIの生成結果を活かすリライト術」こそが、作品を昇華させる鍵となります。

AIが生成したテキストの表現を自分好みに変更したり、ニュアンスを調整したり、行動の描写をより強調したり…。この「リライト」という一手間を加えることで、AIの文章は初めて「自分の作品」になると言えます。

そして、このリライトという行為は、単に品質を上げるだけでなく、後述する「著作権」の問題にも深く関わってくるんです。

AI 夢小説の公開と法的ルール

作品が完成したら「公開したい!」と思いますよね。しかし、AI夢小説を公開する前には、必ず知っておかなければならない「法律」と「プラットフォームの規約」の問題があります。ここを疎かにすると、大きなトラブルになりかねないので、しっかり確認しましょう。

AIと二次創作の法的リスク

AI夢小説は、「AI生成物」であると同時に、既存のキャラクター(推し)を描く「二次創作」でもあります。そのため、法的なリスクが二重に存在します。

まず、二次創作として、原作の著作権者に対する「著作権侵害」のリスクがあります。AIを使ったかどうかに関わらず、原作に(設定やストーリーが)似すぎていて、原作を参考に作った(依拠性がある)と判断されれば、著作権侵害となる可能性があります。

特に、「〇〇(作品名)みたいなストーリーを作って」とか「〇〇先生風の描写で」といったプロンプトは、原作への依拠性を強める危険な指示とみなされる可能性が高いです。

深刻な「法的ジレンマ」 ここに難しい問題があります。AIに対して自分の著作権を主張する(次の項目で解説します)には、詳細なプロンプトやリライト(=創作的寄与)が必要です。

しかし、「推し」を原作に似せるために詳細な指示やリライトを行えば行うほど、今度は原作に対する「依拠性」が強まり、著作権侵害のリスクが高まる…という板挟みの構造が存在するんです。

AI夢小説と著作権の基本知識

次に、「AIが書いた小説に、作者(人間)の著作権は発生するのか?」という問題です。

2024年3月に示された文化庁の見解などを参考にすると、原則として「AIだけで作られたもの」には著作権は発生しないとされています。AIは思想感情の主体ではないため、AIによる自動生成物は「道具」が生み出したもの、という扱いのようです。

ただし、例外があります。

AI生成物であっても、人間の「創作意図」があり、かつ、具体的なプロセスにおいて人間の「創作的寄与」が認められる場合、その生成物には(人間の)著作権が認められる、とされています。

「創作的寄与」と認められる行為

  • 創作的表現を具体的に示す、詳細なプロンプトによる指示
  • 生成結果を確認し、指示を修正しながら試行錯誤を繰り返すこと
  • 生成後の編集・修正・加筆(リライト)

「創作的寄与」と認められにくい行為

  • 短いキーワードの入力のみ
  • 単なる「生成ガチャ」の繰り返し
  • AIが生成した複数の候補から「選択するだけ」の行為

つまり、先ほど「上達のコツ」で触れた「リライト術」は、AIが生成した(著作権のない)文章を、法的に「自分の著作物」へと昇華させるための、必須の法的行為でもあるわけですね。

法的なアドバイスについて この記事で紹介しているのは、あくまで一般的な情報や見解に基づいたものです。著作権や二次創作に関する法的な解釈は非常に複雑であり、ケースバイケースです。

具体的な作品の公開や法的な判断に不安がある場合は、必ず弁護士などの法律専門家にご相談ください。

pixivのAI作品投稿ルール

AI夢小説の最大の公開場所の一つであるpixivは、AI作品を排除するのではなく、「共存」させるためのルールを設けています。

pixivの定義では、「制作過程の全て、もしくはほとんどをAIによって生成された作品」を「AI生成作品」としています。

該当する作品を投稿する際、クリエイターは「AI生成作品」として自己申告するチェックを入れる義務があります。

チェックを入れた作品は、

  • 閲覧者側で「AI生成作品の表示を少なくする」設定(フィルタリング)が可能になる
  • AI生成作品専用のランキングに分離される

といった措置が取られます。

ここでも「リライト」が重要になります。AIの生成物をそのまま投稿すれば、確実に「AI生成作品」として申告が必要で、一般の読者からは隔離されやすくなります。

しかし、もし徹底的なリライトや加筆修正を行い、人間の手が「ほとんど」を占めると主張できるレベルまで作品を高めた場合、それはpixivの定義する「AI生成作品」には該当しない、と判断(自己申告のチェックを外す)できる合理的な根拠が生まれるかもしれません。

品質、著作権、そしてプラットフォームでの露出機会。これら全てに「リライト」が関わってくるわけです。

R18作品の注意点と規約

「AI 夢小説 R18」に関心がある方もいるかもしれませんが、これは最も注意が必要な領域です。

例えば「AIのべりすと」の利用規約を見てみると、「R18」や「性的描写」を明確に禁止する条項は見当たりません(2025年11月時点)。

禁止されているのは、「日本国および利用者の居住国の法令、公序良俗」に反するものや、「わいせつなコンテンツ」の「投稿あるいはシェア」です。

一方で、規約には「コンテントフィルターをONに」することが推奨されている項目もあります。これは、裏を返せば「フィルターをOFFにすれば不適切な内容が技術的に生成可能である」ことを示唆しています。

規約の構造は、「R18(レイティング/区分)」を禁止するのではなく、「わいせつ(法律/違法性)」を禁止している、と読めます。この2つはイコールではありません。

R18利用は「自己責任」 サービス提供側は、R18描写の生成を技術的に黙認する一方で、それが法的に「わいせつ(違法)」と判断された場合、その責任は「公序良俗に反するコンテンツを生成した」ユーザー個人にある、というスタンス(免責)を取っている可能性が非常に高いです。

R18コンテンツの生成・公開を検討する場合は、ツールの利用規約違反だけでなく、法的なリスクも全て自分で負うことになるという重大性を、強く認識してください。

安全なAI 夢小説の始め方

ここまで、AI 夢小説の「作り方」から「法的なリスク」、「公開ルール」までを見てきました。

AI夢小説の作者が直面する3つの大きな課題がありましたね。

  1. 品質の課題: AI特有の「癖」で、意図した物語が作れない。(第3章)
  2. 権利の課題: AIに頼り切ると「創作的寄与」が認められず、自分の著作権が発生しない。(第4章)
  3. 露出の課題: AI生成物として申告すると、pixivなどでフィルタリング(隔離)される。(第5章)

これら技術・法律・露出という異なる3つの課題は、すべて「徹底的なリライトと編集(人間による創作的寄与)」という、たった一つの行為によって解決の道筋が見えてきます。

AIを「全自動の執筆ツール」として使うのではなく、AIのべりすとが示すような「クリエイティブ・パートナー(共同執筆者)」として扱うこと。AIが生成したテキストをあくまで「素材」として、そこに自分の創作意図を加えて徹底的に編集・加筆すること。

これこそが、AI夢小説の作品の品質、法的な権利、そしてプラットフォームでの露出機会のすべてを手に入れるための、最も安全で、最もクリエイティブな戦略だと私は思います。

AIという新しい道具を賢く活用して、皆さんの創作活動がより豊かになることを願っています。

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